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魔法少女リリカルなのはA→S 第九話 ~Side FATE Ⅵ~

「……お兄さんっ!? アルフっ!?」

 扉を破壊してしまいそうな勢いで聖の住むマンションの部屋に入り、大声で叫ぶ。だが、返事どころか人の気配すら感じられない。
 フェイトはリビングまで一気に駆け抜け、息を整えながら辺りを見回した。

「! これは……!?」

 そしてテーブルの上にあったコーヒーカップを見て、思わず息を呑む。
 上半分が欠けていた。だがその欠けた部分がどこにも見当たらない。
 そう、まるで……「消失」したかのように。
 その時、聖の部屋へと続く廊下のドアがゆっくりと開いた。するとそこには……アルフが瀕死の状態で倒れていた。

「アルフッ!」

 急いで駆け寄り、自分の魔力を送り込む。

「……フェイト?」

 気が付いたアルフはフェイトの姿を確認すると、一瞬安心したような表情を浮かべた後、すぐに申し訳なさそうな表情に変わった。

「ごめん、フェイト……フェイト達がいなくなってすぐに……あいつが……」

 それが誰の事を言っているのか、フェイトはすぐに理解する。

「……レイリア……」

「ごめんね、頑張ったんだけど……あの人が……」

「ううん、頑張ったね、アルフ……」

 労うようなフェイトの言葉を聞きた後、アルフは右手をフェイトに差し出しその手に握られていたものを渡すと同時に再び気を失った。
 それは、きっと聖が笑顔でフェイトに返してくれると思っていた、あのペンダントだった。
 フェイトはそれを握り締めながら、現状から最悪の結論を導き出す。

 ……聖が、さらわれたのだと。


 急いで時空管理局に戻ったフェイトは、アルフを医務室に預けてその足で無限書庫に向かった。

「フェイトちゃん? お早いお帰りやな、てっきりお泊りでもしてくるのかと……」

 その様子を見て、いつものようにからかおうとしていたはやての顔が唐突に真剣なものへと変わる。

「……何かあったん?」

「お兄さんがいないの……アルフも怪我をしていた」

「……油断した。てっきりマテリアルの回復を待ってから仕掛けてくると思っとったのに、こうもすぐに行動に出るとは……完全に裏をかかれたな」

 そう言ってはやては悔しそうに表情を歪めた。

「あれ? フェイト? どうしたの?」

 そこに資料整理をしていたらしいユーノがやってくる。

「聖さんがレイリアに捕まったようや。ちとやばい事になってきた」

「ユーノ、レイリアが行きそうな場所に心当たりはない? 早くお兄さんを助けないと……」

 だが二人のそんな様子を、ユーノは何故か不思議そうに見つめていた。

「ユーノ? どうしたの?」

「いや、あの……フェイトってクロノの事『お兄さん』とか呼んでいたっけ?」

「「……はぁ?」」

 ユーノのその台詞に、フェイトとはやては今の状況すら忘れてほぼ同時に間の抜けた声を上げた。

「いやいやユーノくん、何ボケとるんや? フェイトちゃんが『お兄さん』言うたら聖さんの事に決まっとるやろ?」

「……聖、さん?」

 それだけ呟き、記憶の中を探るように黙り込んでしまうその様子はユーノが冗談を言っているようには到底思えなかった。フェイトの背中に悪寒が走る。

「……ユーノ、この前なのはにお菓子を作ってあげようと習いに行っていたよね?」

「えっ? な、何で知ってるの?」

 途端に顔を少し赤らめるユーノだったが、それをからかっている余裕など今のフェイトにはなかった。

「誰に習ったのか……覚えている?」

「だ、誰って、それは……え? あれ?」

 そこまで来て、ようやくユーノの顔に戸惑いが浮かんだ。

「……フェイト、一体、どういう事? 何で、僕は分からないんだ?」

「ユーノ、『アトロポス』の事、もっとよく調べて! 特に『消失』の力の件について! はやて、ちょっと協力して!」

「あ、う、うん、分かったよ」

「うちも了解や!」

 戸惑いながらも頷くユーノと、フェイトと同じように緊張の面持ちを浮かべたはやてがその言葉に答えた。


(……なのは、聞こえる?)

(フェ、フェイトちゃん!?)

 なのはに念話を飛ばすと、驚いたような声が返ってきた。
 無理もない。何しろついさっき喧嘩したばかりなのだ。フェイトだって彼女に念話を飛ばすのを少々戸惑った程である。
 だが、そんな事は言ってられないのも事実だった。どうしても確認しなければいけない事があるのだから。

(……あの、フェイトちゃん、さっきの事なんだけどね……)

(ごめん、なのは。その事は後で私からちゃんと謝る。だから、今だけちょっと頭の隅に置いといて欲しいの)

(……何かあったの?)

 フェイトの声に何かを察したらしいなのはは素直にフェイトの言葉に従ってくれた。
 そんななのはにフェイトは感謝をしながら、彼女にちょっとした問いを仕掛ける。

(一週間前に差し入れしたチョコレートケーキ、作ったの誰って言っていたか覚えている?)

(え? 誰って……)

 なのはの次の言葉を、フェイトは固唾を呑んで待った。

(聖さんだよね? フェイトちゃん、一緒に作ったんだよー、って凄く嬉しそうに話していたじゃない)

 不思議そうに呟かれたその言葉に思わず安堵の吐息が漏れる。

(ねえ、それがどうかしたの?)

(ううん、その言葉が聞きたかっただけ……なのは、ありがとう。覚えていてくれて)

(はい?)

(ごめん、全部終わったら、これもちゃんと話すから。だから今は何も聞かないで)

(……うん、分かった……よくわかんないけど、フェイトちゃん、頑張ってね)

 それだけを残してなのはは念話を切った。

「なのは、本当にありがとう……」

 涙が出そうなくらい嬉しかった。彼女の気遣いと、そして、覚えていてくれた事に。
 フェイトは熱くなる目頭を押さえながら、手に持っていたノートに「なのは ○」と書き込む。
 そのノートには他にも「アルフ ○」「クロノ ×」「お義母さん ×」「エイミィ ○」「アリサ ○」「士郎さん ○」「桃子さん ○」「恭也さん ○」「美由希さん ○」といった感じでフェイトの知る人物の名前と、その隣に必ず○か×の記号が書かれていた。

「フェイトちゃん、そっちは終わった?」

 そこに、はやてが駆け足でやってくる。

「うん、今終わったところ。はやての方は?」

「こっちも今終わったわ」

 そう言ってこちらも手に持っていたノートをフェイトに手渡した。

「すずかちゃんとヴィータ、それにシャマルは覚えとった。でもザフィーラとシグナムはあかんかったわ」

「……やっぱり、予想通り」

 そのノートを見て、フェイトは小さくそう呟いた。
 それはさっきと同じ手順で相手に念話を飛ばし、自分とその相手、そして聖の三人が共通する事を質問してそれに答えられたかどうかの結果であった。

「聖さんと比較的仲の良かった人と、そうでない人で真っ二つに分かれている」

「あ、そういえばそうやな……ヴィータは甘いもの大好きやったから聖さんに懐いとったし、翠屋によく足を運んどったシャマルも比較的聖さんと仲良かったし」

「『翠屋』で働いていたから高町家の皆は全員覚えていた。美由希さんと仲が良くてよく『翠屋』に足を運んでいたエイミィも」

 そこから導き出された答えをフェイトに代わってはやてが口にした。

「これって……聖さん自身が『消去』され始めている、って事?」

「考えたくはないけど……そうかもしれない。それも、お兄さんの存在感が薄い人から順に……」

「……反則もここまで来ると逆に感心するわ。さすが『神具』……あっちの方こそ消滅させたくなるわ」

「……同感」

 二人は情報を交換し合った後、一度無限書庫に戻った。

「フェイト、はやて、いいところに来たよ」

 するとそれを待っていたかのようにユーノが駆け寄ってくる。

「ユーノくん、何か分かったん?」

「うん……もしかして、これを使われたんじゃないかなって……」

 ユーノは空間モニターを広げ、その情報を二人に見せる。

「『忘却の短剣(オブレヴィオン・ナイフ)』?」

「『ブラッディ・ガイド』と同じ『アトロポス』固有の魔法だよ。短剣状の刃を相手の胸に突き立てるとその情報をゆっくりと消去し、最終的には『存在』自体が消されてしまう。古代ベルカでは最も重い犯罪者の処刑や拷問に使われていたって記録が残っていた」

「……ちょっと待ってや! 今ユーノくん、『存在』自体が消えるって言ったよな? それって……」

 はやてが言わんとしている事に気が付いているのか、ユーノはおもむろに頷く。

「はやて、どうしたの?」

「考えてみいや。相手……つまり被害者の存在が消えるって事は、被害者の救済どころか事件の立証すら出来なくなる。何しろ被害者が存在しない……事件すら起こっていない事になってしまうんやから」

「……!」

 確かにそうである。事件とは加害者と被害者がいなければそもそも事件として成り立たない。

「それだけじゃない。『被害者』がいれば管理局も人員だって割きやすい。だけど、その被害者の情報がなければ……存在しない『被害者』に、人員を割こうなんて普通は考えないやろ? ただでさえ極秘捜査の事件で人員が少ないこの現状ではすごく厳しいわ」

「ユーノ、その『オブレヴィオン・ナイフ』って完全消滅までどれくらい掛かるの!?」

 少しだけ焦りの色が見えるその声に、ユーノはすぐさま反応し端末のキーボードを叩く。
 だが、

「えっ?」

 唐突に空間モニターが落ち、復帰した時にはそこには「ERROR」の文字しか表示されていなかった。

「……まさか!?」

 慌ててユーノが操作をするが、「ERROR」の文字は消えない。

「はやて! 聖王教会に知り合いがいるって言ってたよね!? すぐに連絡を!」

「……っ! 了解や!」

 その言葉にはやてはすぐに目を閉じ念話を開始する。
 数分の後、はやては絶望的な表情を浮かべながら結果を語った。

「駄目や……一部の熱心な信徒を除いて、『アトロポス』の存在自体が希薄なものになっとったらしい。完全に消えるのも時間の問題やと思う」

「そんな……!」

 釣られるようにフェイトもまたその顔に絶望の色が浮かぶ。

「それだけじゃない……これは、色々とやばい!」

「どういう事や?」

「事件として扱われる部分……聖って人の誘拐や『アトロポス』の存在を『消去』してしまえば、事件自体が消え去る。つまり、レイリアを犯罪者としてすら立件する事が不可能になるんだよ。それにこの事件は『アトロポス』の盗難事件から派生している。それがなくなってしまえば……」

「……それ以上言わんでええわ、ユーノくん。もう、来たからな」

 そう言ってはやては自分の通信機の画面を見せた。

――八神はやて捜査官へ 新規事件担当の連絡 レティ・ロウラン

「うちはゲームオーバーになったみたいや。さすがに事情を説明しても信じてもらえんやろうし、まだまだ新人、しかも『闇の書』事件の執行猶予期間が残っとるうちが仕事をさぼるのはやばいからな……フェイトちゃん、本当にごめんな」

 悔しそうに唇を噛みながら声を絞り出すはやて。

「……僕も、もう『聖』って人の記憶は消されているようだし、比較的長く関わっていたから『アトロポス』の件はまだ覚えているけどそれもきっと時間の問題だと思う。そうなったら……理由の分からないまま戦いに出たってきっと足手纏いになると思うから……って、もう実力的には三人からかなり置いていかれてるから記憶があっても力にはなれそうにないかな」

 自嘲するように笑いながら頭を下げるユーノ。
 そんな二人にフェイトは……小さく笑いかけた。

「大丈夫だよ……はやて、助けてくれてありがとう。後は任せて。ユーノ、情報をありがとう。お陰で何とか戦えそうだよ」

「フェイトちゃん……」

「フェイト……」

 心配そうに自分を見つめる二人に、フェイトはもう一度笑いかける。

「絶対に……お兄さんを助けるから」

 さっきの、公園での戦いの時に自分を助けてくれたお返しを。
 自分のせいで負った傷を、優しい笑顔で許してくれたお礼を。
 自分の事を全て話すという、果たさなければならない約束を。

(ちゃんとするからね、お兄さん)

 フェイトは心に誓った。


――フェイト、『マテリアルシステム』に関してまだ言っていない事があるんだ。あれは単体で使われるようには出来ていない。大概、『エレメントマテリアル』と『リィンフォースマテリアル』といったように二つ、あるいは三つを組み合わせて使うようになっているんだ。今『アトロポス』に組み込まれているマテリアルで判明しているのはひとつだけ。他にも組み込まれているマテリアルがあるはずだから、気を付けて。

――フェイトちゃん、神様はまだうちらを見捨てていなかったようやで! 「第九十七管理外世界、太平洋海上にて正体不明の巨大な魔力反応あり。至急調査を願う」。レイリアが関係している可能性が高い。うちは一度準備をしなきゃあかんから一緒には出られんけど、必ず追いついて協力するから、それまで頑張ってや!

「うん、二人とも、本当にありがとう……」

 ジャケットスーツを身に纏い、はやてにもらった巨大な魔力反応のあったという情報の地点に飛行して向かう。

――『オブレヴィオン・ナイフ』の解除方法は三つ。魔法を発動させた術者に解除させる。術者の魔力を絶つ……つまり、術者を倒す。そして、『アトロポス』を破壊する。『アトロポス』にも『オブレヴィオン・ナイフ』を使ったみたいだからそのうち消滅するだろうけど、恐らくそれよりも先に『オブレヴィオン・ナイフ』を使われた聖という人の消滅の方が早いはずだからこの方法を取るなら物理的に破壊するしかない。どれにしろ、時間はあんまりないと考えた方がいいよ。

「………」

 正直、出来るかどうかは分からなかった。事件として扱われていない為カートリッジの支給もされていない。そして、助っ人も殆ど期待できない。状況としては最悪であった。

「……だけど、やるしかない」

 胸のペンダントに触れながら、フェイトは決意を新たにする。
 そうこうしているうちに目標の場所へと辿り着き、フェイトは辺りを見回してみた。が、

「……何もない?」

 周囲にあったのは青い海と、そして小さな島だけだった。他には何も見当たりはしない。先程まであったという魔力反応もまったく感じなかった。
 場所を間違えたのか、それともレイリアが関係してはいなかったのか。フェイトの中に焦りが浮かぶ。
 そんな時だった。

《Gate open》

「えっ?」

 どこからかそんな機械的な声が聞こえてきたかと思うと、突然眩しい閃光に包まれ、思わず目を閉じてしまう。
 やがて光が徐々に収まり、フェイトはゆっくりと目を開ける。するとそこには信じられない光景が広がっていた。

「こ、ここは……? さっきまで海の真ん中にいたはずなのに……」

 上空には空があり、雲が浮かんでいる。
 だが、空の色が紫と桃色の中間のような色に染まっているのだ。この世界ではあり得ない現象だった。
 地面は緑色をしている。芝のような草が生えているようだが、いくら見渡してもそれしか見当たらない。つまり、目に入る範囲内は何もない平原であった。こんな広さを有した小島は、さっき見た中にはなかったはずだ。
 フェイトは現状をこちらに向かっているであろうはやてに伝えようと念話を試みる。
 だが念話を飛ばそうとすると耳に大型飛行機の爆音のような音が走り、魔力が分解されるのだ。典型的な妨害現象だった。

「……念話を飛ばそうとしているなら無駄よ。ここはね、ちょっと特殊な空間なの。念話どころか出入りも簡単には出来ないわ。つまり……助っ人は期待しない方がいいわよ、フェイト・テスタロッサ」

「!?」

 その声が聞こえてきた方向に瞬時に向き直り、フェイトはバルディッシュを構える。

「レイリア・シュトゥール……」

 そして、いつの間にか自分からそう離れていない位置に立っていたレイリアを見据えた。

「お兄さんはどこなの? 答えて」

「この場所とかの事より、そっちの方が気になるんだ? ベタ惚れね」

 見下したような笑いを浮かべるレイリアに、フェイトははっきりと答えた。

「ええ、そう。とても、大事な人……私に、安らぎを、笑顔を、そして勇気をくれた、なのはと同じくらい、大切で、尊敬している人。だから、もしお兄さんに何かあったら……」

「あったら、何なの?」

「………」

 無言のままバルディッシュをレイリアに向ける。それが答えであった。

「あはは、本当に面白いわねあなた。いいわ、会わせてあげる」

 怪しげな笑みを浮かべながら、レイリアは指を鳴らした。
 するとフェイトのすぐ近くに聖が地面に転がった状態で出現した。どうやら結界でその姿を隠していたようだ。

「お兄さん!?」

 レイリアが目の前にいる事すら忘れ、膝を付いて聖の様子を見る。

「……!?」

 その胸に怪しく光る黒色の短剣を確認すると、フェイトはその刃に触れようと手を伸ばすが、案の定その手で触れる事が出来なかった。

「……フェイト、ちゃん?」

 フェイトの気配を感じたのか、聖はうっすらと目を開け小さな声でその名前を呟いた。

「はい……助けに、きました」

 フェイトが精一杯の笑みを浮かべて答えると、聖は微笑み返してくれた。だがそれが、フェイトには何よりの起爆剤となる。

「……っ!?」

 頬に感じた風に、レイリアは汗を浮かべて喉を鳴らした。
 いつの間にかフェイトの周囲に発射体(スフィア)が形成されていた。その数……三十八基。フェイトが形成できる最大級の数だ。レイリアがその一基からプラズマランサーが一発、威嚇のように発射されたのだと気が付いたのはそれから数秒の後だった。

《Sonic form》

 そのレイリアの一瞬の隙にフェイトはバリア・ジャケットを高速起動形態であるソニックフォームへと換装をする。

「バルディッシュ、ザンバーフォーム、スタンバイ!」

《Zamber form》

 そしてバルディッシュ本体は単体でも高攻撃力を誇る現状での最強形態、大剣・ザンバーフォームを起動させ、レイリアに突きつけた。

「高機動、高攻撃力……完全に一撃必殺の形態ね」

「『アトロポス』の前じゃあ防御力なんてあってないようなものでしょう? だったらその分を攻撃と回避に回した方がよっぽど効率が良い」

 それを肯定するかのように、レイリアは不気味な笑みを浮かべ、

「さあ、来なさい、アトロポス」

 その手に黒炎を上げる暗黒の剣を握り、

 《Erasure dagger》

 黒炎から無数の黒刃を派生させ、フェイトの前に対峙する。

「さあ、始めましょう……あなたに地獄を見せてあげる!」

「……あなたが何故そこまで私に固執するのかは分からない。だけど、お兄さんを……これ以上、私の大切な人達を傷付けるというのなら……私は、あなたを許しはしない!」

 その言葉を合図に。
 二人は魔法弾を、黒刃を、お互いに向けて放ち始めた。


 そんな、金色に光る大剣を構え、周囲に光の玉を漂わせながら凛と佇むそのフェイトの姿を見て、聖は自分の置かれている状況も忘れて、不謹慎と思いながらも思わず口走っていた。

「すごく……綺麗だ」

 そして、その声に答えるかのように、機械的な声が響いたが、それは聖の耳にも、フェイトとレイリアにも、届かなかった。

 《Eternal genesis, Start up》

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 GWは引きこもりが確定しています、ショウですw
 いいもん、変わりにSS書きまくるもん><;
 フェイト編もいよいよ佳境に入りましたw 次回はフェイトVSレイリアのガチンコバトルですw

テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

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