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「魔法少女リリカルなのは」短編SS なのは的昔話「桃太郎」

 注意事項。
 この物語は作者が「魔法少女リリカルなのは」の登場人物を……とは本当の意味で名ばかりで、原作設定を程よく勝手に無茶苦茶に改変しております。世界観とかイメージとかブチ壊れな内容です。それを踏まえたうえでお読み下さい。


――むかーしむかし、あるところに、おじいさんとおば……お姉さんがいました。

「いや、ちょっと待った」

――……何ですか? 士郎さん。というかナレーターの言葉に答えないで下さい、いきなり雰囲気ぶち壊しです。

「いやいや、ツッコミたくもなる。何で俺は設定どおりおじいさんなのに、桃子は『お姉さん』になっているんだ?」

――いや、だっていくら何でもこの顔に『おばあさん』と言えるほど目は悪くないですよ。

「あら、やだ♪」

「人の妻を口説くな!」

――口説いていません。大体私を含め、「リリカルなのは」を好きな人は大半がどちらかと言うとロリ……年下好みのはずです。人妻でお姉さん系は対象外ですからご安心を(一部の方除く)。

「なのはーっ! 駄目だ、この作品だけは出てはいかーんっ!」

――今更ですよそれ。とりあえず話が進まないので無視して続けますね。

「いや、こら、無視するなーっ!?」

――おじいさんは山に柴刈り……ではなく自宅経営の喫茶店『翠屋』で仕込みを、お姉さんは川で洗濯……ではなくお店で出す料理に使う天然水を汲みに行きました。

「……時代背景的におかしくないか? その設定」

――士郎さん、ちょっとこの立て札を見てください。

「ん? 何だ?」


【時代考証無効】


「………」

――OK?

「はい……」

――そして、川を流れる大きな桃を見つけ、それを持ち帰りました。

「ただいまー」

「展開速いな……」

――それ以前に水の入った大容量ポリバケツ両手に抱えてその上で自分の半身くらいの大きさがある桃を持ってそれでも微笑みながら帰ってきた妻に対するツッコミはないのですか?

「さて、じゃあ早速桃を割ろうか?」

――無視しやがった、さっきの仕返しか? ああ、言うまでもないと思いますが中には貴方達の子供が入ってますので気を付けて下さいね。

「おう、任せておけ」

――……って、ちょっと待った! 何で刀取り出していますかあなたは!? その組み合わせは桃の中の人の命的にも作品の設定的にもやばいから止めなさい、ね!?

「むぅ……それじゃあこの長物の包丁で」

――ストーップ! 何だかあなたには刃物全般持たせるなという指令が天から来ました。という事でもう桃を割るシーンはかっ飛ばして下さい。

「……えっと、いいの?」

――生命の危機に瀕するよりはましでしょう? という事でそんなこんなで桃の中の人は自力で出て来ました。桃から出てきたのは可愛らしい赤ん坊……だったと思われる九歳くらいの女の子でした。

「何故いきなり九歳になってるんだ? もはや『桃太郎』の痕跡がなくなり始めているぞ?」

――しょうがないんです。だって五歳くらいのと九歳と十一歳と十五歳と十九歳の設定しかないのですから。とりあえず桃から生まれたので「なのは」と名づけられた女の子は進行を早める為に早速鬼退治に向かう事になりました。

「あ、はーい」

「いや、『はーい』じゃないだろうなのは! 今の言葉ツッコミどころ満載だったぞ!」

――そこら辺はパロディ昔話では常套手段ですから気にした方が負けですよ?

「……なんて適当な昔話なんだ」

――ああ、はいはい、じゃあこれでいいですか?


【ツッコミ無効】


「特権使いすぎだ、自重しろよナレーター……」

 
 と、いう事でおじいさんとお姉さんから刀ときびだんごを受け取り、なのはさんは鬼退治に向かいました。

「いい加減せめて『おじさん』にしてくれ。あと刀は駄目だ。九歳の女の子には危な過ぎる」

――あなたが言うととんでもなく胡散臭く聞こえるのは何故でしょうか?

「それと、きびだんごの準備が出来なかったのよ。ほら、うち喫茶店だから洋菓子が主なの。だから代わりといっては何だけど……」

――……クッキー?

「ありがとう、お母さん。お父さんも気にしないで。私にはレイジングハートがいるから」

――ちょ、いやいやいや、ストップ、ちょっと待った! いくら何でもそれは火力が圧倒的過ぎでは……。

「あー、ナレーターくん、これ」


【ツッコミ無効】


――くっ、やりますね士郎さん。分かりました、鬼が可哀想ですが認めましょう。

「それじゃあ行ってきまーす!」

――おじさんとお姉さんの見送りを受け、なのはさんは一路鬼ヶ島へと向かいました。

「……そういえばさ、どうして私が『桃太郎』なの?」

――と、言いますと?

「だって、『桃太郎』って本来は男の子でしょ? ユーノくんとかクロノくんの方が良かったんじゃない? それにさっきお父さんが刀を渡そうとしていた通り『桃太郎』の武器っていえば刀……剣でしょ? それだったらシグナムさんとかお兄ちゃんとかの方が……」

――あー、それはですね、単なるギャグだと思います。ほら、なのはさんのお母さんの名前……、

「……あの、まさか『桃子』の娘だから、とか?」

――………。

「……寒い」

――言わないで下さい、作者も「さすがにどうよ?」と散々考えた上での苦渋の選択だったんですから……と、そうこうしているうちに最初の仲間の犬さんがそこにいますよ。

「あ、本当だ……ってあれ、フェイトちゃんだよね?」

――みたいですね。あの金髪の長いツインテールは間違いなくフェイトさんですね。

「でも何で木の陰に隠れてるんだろ?」

――さあ? とりあえず呼んでみたらどうですか?

「うん。おーい、フェイトちゃーん!」

「……なのは?」

「うん、そうだけど……フェイトちゃん、犬さんの役だよね? ほら、きびだ……クッキーあげるから一緒に行かない?」

「えっと、なのはの行く所ならどこにでも付いていくけど……その、笑わない?」

「……どういう事?」

「……こういう事」

――「………」

「や、やっぱり変だよね? 可笑しいよね? う、うぅ……こんな格好酷過ぎるよぅ……」

――「……か」

「へ? 『か』?」

――「可愛い~い!」

「へっ?」

「フェイトちゃん、その犬耳どうしたの? すっごく可愛いっ!」

「い、一応犬役だからって……な、なのは、ちょっと、耳触らないで、そこ敏感で……あんっ!」

「すごい、もしかして本物なの? じゃあこの尻尾も?」

「す、スカート捲らないでよ、パンツが見えちゃうよ!」

「ああん、もう、フェイトちゃん可愛い過ぎるよ~!」

「ほ、頬刷りとかダメ、恥ずかしいから……」

――くっ、羨ましい……ここまで登場人物と代わりたいと思ったのは「StSサウンドステージ01」のエリオ以来だ。

「えっと……と、とにかくお話進めようよ……な、なのはさんなのはさん、お腰に付けたきびだ……クッキー、ひとつ私に下さいな」

「一個と言わず全部どうぞ!」

「……そうしたら残りのお猿さんとキジさんはどうするの?」

「それじゃあ『翠屋』特製のケーキ! 紅茶もつけちゃうよ!」

「……持ってるの?」

「大丈夫、ナレーターさん、作者さんに次の「」に『目の前に翠屋特製のケーキと紅茶が現れました』って書くよう言っといて」

「     」

――がってんだ!

「しょ、職権乱用は駄目ですよ!」


――えー、とにかく、犬を仲間にしたなのはさんは再び鬼ヶ島への道を歩き始めました。

「……あの、大丈夫ですか? なんだか声がひどく霞んでいるような……」

――まあ、作者は神と同意義な存在だという事を思い知らされました。

「「ご、ご苦労さまです」」

――……どうも。

「……あれ? でも、という事はフェイトちゃんの格好って」

――まあ、間違いなく作者の趣味かと。『今ほど自分に絵才がないのを嘆いた事はない!』と号泣していましたから。

「あ、あはは……」

「んー、まああれだよね」

――そうですね。

――「作者グッジョブッ!」

「な、なのはが壊れている……」

――あ、次のお猿さんがあそこにいるようですよ。

「あ、今度はヴィータちゃんだ! おーい、ヴィータちゃ……」

「なのは! 覚悟!」

――ちょ、どうしていきなり襲い掛かっているんですかお猿さん!

「猿言うなぁ!」

「ヴィータ、お猿さんの役が嫌なんだ……」

「当たり前だ! 耳をでかくされて尻尾まで付けられて黙っていられるか! 大体何でアタシが猿なんだ!」

――えっと、作者のメモによると……「登場人物の中で一番猿っぽい」……か、ら?

「アイゼンッッッ!!!」

「ヴィ、ヴィータ、落ち着いて、ただの役、お話なんだからっ!」

「うっさい、食らえっ、ギガントハン……」

「ディバイン・バスターッッッ!!!」

――ちゅどーん!

「……ええっと?」

――すいません、効果音も私の役なので。

「今のナレーターさんの声だったの!? 確かに『――』で区切られていたけど……ってそうじゃなくて! なのは、ちょっとやりすぎじゃあ……」

《Don’t worry》

「……ちょっと自重してレイジングハート」

「えっと……ヴィータちゃん、クッキーあげるから一緒に鬼退治行かない?」

「……もう好きにしてくれ」


「残るはキジさんだね、誰がやってるんだろう?」

――えっと……どうやらはやてさんのようですね。

「おう、はやてか。まあ、騎士甲冑着けた時背中に羽根が生えるし、適役と言えば適役かもな」

「うん、そうだね。あ、人影が見えた。あれはやてか……な?」

「あ、はやてちゃんいたの? どこど……こ?」

「ん? フェイトもなのはもどうしたん……だ?」

――……ええっと、あれ、本当にはやてさん?

「あ、みんなー、待っとったで♪」

「はやて、ちゃんだ……」

「はやて、だね……」

「はやて、だな……」

――はやてさん、ですね……。

「ん? 三人プラスナレーターさんどうしたんや? 鳩が豆鉄砲食らったような顔をして」

――いや、私の顔は見えないでしょう?

「いや、えっとね、はやてのその格好を見たら多分ほぼ全員が同じ反応を示すと思うよ」

「あの、はやて、その格好は一体?」

「ああ、これ? なかなか良く出来たコスプレやろ? 昨日このお話に出る事が決まってシャマルと一緒に作ったんや。ほら、どっからどう見ても鳥さんやろ?」

――まあ、鳥類である事は間違いないですけど……。

「何や、みんなして? まあ取り敢えず……なのはさんなのはさん、お腰につけたきびだんご、ひとつ私に下さいな♪」

「えっと、きびだんごしゃなくてクッキーなんだけどいい?」

「構わんよー、それじゃあ行こか? 鬼ヶ島はこっちやで」

――あの、はりきって先頭を歩いていますけど、ツッコミ入れなくていいんですか?

「あー、やっぱり入れるべきだと思う?」

「まあ、本人の為にはその方が……」

「シャマルのやつ、後ではやてに恥を掻かせた事を後悔させてやる……」

――まあそれはお任せしますが……やっぱり伝えるべきでしょう。

――「「「それはキジじゃなくて孔雀だって」」」


――まあ、本当に色々とありましたがようやく鬼ヶ島まで辿り着いたなのはさんご一行。船を借りようとしたところで何気に全員飛行魔法が使える事が判明したのでそのまま乗り込みました。そして、鬼ヶ島には二人の鬼が……。

「あ、ほらほらティア、見てよ、小さいなのはさんだよ、可愛いね~」

「アタシ達も小さくなっちゃってるけどね……」

――あー、もとい、十歳くらいのショートカットの女の子と、なのはさんやフェイトさんのようにツインテールにした八歳くらいの女の子がいました。

「スターズの二人が鬼役だったんだ?」

「しかもちゃっかり幼児化してるしな」

「幼児化言わないで下さいヴィータ副隊長。ぶっちゃけ私達は十五歳のままでよかったのではと思ったけどこの際だからという作者の馬鹿らしい判断でこうなったんですから。どちらかというと被害者なんですよ?」

「まあまあ、いいじゃんティア。たまには悪役っていうのも楽しそうだし」

「……スバル、本気で言ってるの?」

――……あー、そういう事か。あなた方が鬼役な理由、何となく想像が付きました。

「へっ? 何が?」

「あのね、スバル。何で私達が鬼役になったと思ってるの?」

「何でって……理由があるの?」

「……StS本編九話を思い出しなさいよ。そして『桃太郎』役が誰なのかを」

「……あ」

――うわー、スバルさんの顔に一気に漫画のような縦筋が入りましたね。

「ねえ、ティア、もしかして私達って……」

「……少し、頭冷やそうか?」

――レイジングハートブラスターモードリミット3リリース九歳バージョンですか。今回は無茶苦茶本気ですね、なのはさん。

「はっきり言いましょうか? 完璧なやられ役、よ」

《Starlight breaker》

――ちゅどーん。

「……効果音ご苦労様です」

――どうも。

(あーあ、本気で撃ちやがった……あれ食らったらしばらく再起不能だろうなあ……しかし鬼の立場がねえな)←長距離砲撃経験者ヴィータさんの心の声。

(二人とも生きとるかな……治療費は請求してくてれええからな)←闇の書の意思と同化時に零距離砲撃経験者はやてさんの心の声。

(なのはったら、さすがに今回はやりすぎ……)←全力全開SLB(スターライトブレイカー)経験者フェイトさんの心の声。

「みんなー、終わったよー」

――うわー、何かをやり遂げた素敵な笑みで手を振ってますよ。

「なあ、うちらのいた意味ないような気がするんやけど……」

「言うなはやて、悲しくなるから」


――えっと、かくしてなのはさん一行は鬼を鬼ヶ島ごとこの世から消滅させ、平和をもたらしました、めでたしめでた……。

「あの、『桃太郎』って確か鬼達の宝物を持ち帰りましたよね?」

――ああ、そうですね。それじゃあ手分けして鬼ヶ島の散策を……。

「さっきのSLBで跡形もなく消えちゃいましたけど、その鬼ヶ島……」

――「「あっ……」」

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 という事で、まず短編「なのは的昔話『桃太郎』」をUPいたしましたw 感想は好評批評どちらも大歓迎です ⌒^(>▽<)^⌒ なのっ!
 一応目標は最低週一回の更新w 頑張りますw

テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

Comment

No title

こういうのりはかなり好きですね。
正直、SLBをぶち込んだら海中に穴があきそう……

No title

多分そこから裏側まで突き抜けて地球オワタになりそうですがww

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