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魔法少女リリカルなのはSS 八神はやての憂鬱

 はっきり言って馬鹿話ですw 後某有名ラノベとは何の関係もありませんw

 そしてA&Aの続きじゃなくてごめんなさい、でも後悔はしていないw

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 八神はやてに仕える四人の騎士……守護騎士「ヴォルケンリッター」には、今ひとつ気になっている事があった。

「……はぁ」

「「「「………」」」」

 それは、まるで今の季節特有の現象である「梅雨」の空のように曇った表情で、椅子に座ったままため息を吐き続ける主の事である。

「……本当、どうしたのでしょうね、はやてちゃんは」

 と、シャマル。

「三日前からだったよな? 主はやてがあんな様子になったのは」

 と、シグナム。

「ああ、確かそうだった。学校から帰ってきてからだったぞ。それにその日以来ご飯もあんまり食べなくなったよな……」

 と、ヴィータ。

「いつも明るい主にしては珍しい姿だ。確かに気になるな」

 と、ザフィーラ。
 全員がはやての様子を、物陰から心配そうに見つめていた。

「シャマル、何か聞いていないのか?」

「ううん、何度か聞いてみた事はあるけど、『何でもないで、気にせんといて』とはぐらかされるばかりで……シグナムは?」

「私の時もそうだ、あいまいな笑顔ではぐらかされてしまう。ヴィータは? 夜主はやてと共に寝る時何か聞いたりしていないか?」

「いいや、何も。ザフィーラは?」

「いや……あまり立ち入った事を聞くのもどうかと思い尋ねてすらいない」

 ヴィータの問いにそう言って首を横に振る犬……もとい、狼形態のザフィーラ。

「でも……何ていうかはやてちゃんの今の姿、まるっきりあれですよね」

「あれとは何だシャマル?」

 するとシャマルは薄く微笑みながら、

「ほら、どこか上の空だったり、ため息ばかり吐いたり、ご飯が喉を通らなくなったり……まるで、恋する女の子みたいだなっ、て」

 言ってはいけない言葉を呟いた。

「なっ……なななななっ!? こ、恋だとっ!?」

「ちょ、落ち着いてシグナム! はやてちゃんに気が付かれちゃうじゃない」

「落ち着いていられるか! まだ主はやてには早過ぎるだろう!」

「……シグナム、はやてはもう十歳だぜ? そうでもないと思うけどな」

 普段は一番子供っぽいが、こういう時は何気に冷静なヴィータであった。
「ふ、ふふ……どこのどいつか知らんが主はやて(むすめ)と付き合いたくばこの私(ちち)を倒してからにしてもらわねばな……」

「……今なんか変なルビ付いていなかったか?」

 レヴァンティンを引き抜こうとしているシグナムをクラールヴィントで縛り……もと宥めつつ、シャマルはザフィーラへと向き直る。

「ザフィーラ、あなた、それとなくはやてちゃんに尋ねてみてくれないかしら」

「……俺がか?」

「私達の中であなただけがまだはやてちゃんに事情を聞こうとしていないし、それに……」

「どこのどいつだっ! 主はやて(むすめ)をキズモノにした不届きものはっ!」

「……このシグナムを暴走しないように押さえつける自信、あるかしら?」

「………」

 ザフィーラは無言でうなだれ、はやての元に歩いていった。


「……主よ」

「ん? ザフィーラ、どないしたん?」

 はやての傍まで行き、おそるおそるといった様子で言葉を掛けるザフィーラ。そんなザフィーラに小さく笑いかけ、はやては立ち上がってその頭を撫でる。つい先日まで車椅子での生活を余儀なくされていたとは思えないほど、その足取りはしっかりしている。

「……主、このような事を尋ねるのは不躾かと思いますが……何か、あったのですか?」

「え……?」

「皆心配しております。無論、我も。主よ、我ら守護騎士全員、皆貴女の笑顔が大好きなのです。今のようなくらい表情など主には似合わぬし、見ていたくない」

「ザフィーラ……」

「話す事で楽になる事もあると言います。どうでしょう? 人に話せぬ事なら犬にでも話してみては?」

「……ふふっ。何や、いつも犬って言われると『俺は狼だ』って反論するのに」

「主の為なら、犬にでもなりましょう」

 そんなザフィーラにはやてはぎゅっと抱き付く。顔に、心から嬉しそうな笑顔を浮かべて。

「ほんま珍しいな。ザフィーラがここまでおしゃべりになってくれるなんて……ほな、聞いてくれるか? あ、シャマル達には内緒やで」

「御意」

 そう答えつつ、ザフィーラは心の中ではやてに頭を下げる。この会話は他の三人にも聞こえるようになっているからだ。

「実はな……気になる事があるんや」

――気になる事? やっぱり好きな人でも出来たのかしら?

――うがあぁっ!

――いい加減落ち着けシグナム! 『烈火の将』の名前がギガ号泣中だぞ!

「何か今聞こえんかった?」

「いいえ、何も……」

――お前ら、主に気が付かれる。もう少し静かに出来ないのか!

――ご、ごめんなさいザフィーラ。

 念話でそう叱咤をしてから続きを促す。

「それで、気になる事とは?」

「実は……実はな……」

 はやては一度顔を伏せ、そして何か考える素振りを見せ、

「うちだけ大きくなってないんや!」

 握りこぶしを作り、そして、声高らかに、

「おっぱいがっ!」

 そう叫んだ。

――だあああぁぁぁっっっ!?

 同時に聞こえる間の抜けた声とズッコケたような音。正直ザフィーラも腰が砕けそうになっていた。

「お、おっぱい? ……きょ、胸囲の事ですか?」

「そうや! 何でや、何でうちだけ大きくなってないんや! なのはちゃんもフェイトちゃんもアリサちゃんも大きくなってたのに! すずかちゃんなんて五センチやで五センチ! 牛乳だって毎日飲んでるのにどうして大幅に増加したのが体重だけなんやぁっ!?」

――そ、そういえば三日前に身体測定があったはずだわ……。

――ちょ、ちょうどはやての元気がなくなった時期と重なる……。

――食事をあまり取らなくなったのは、もしかして大幅に増加したという体重を気にしての事か?

 取り敢えず、シャマルの予想は百八十度反れていた事は間違いないようである。

「し、しかし何故シャマル達には内緒に、と? 正直、このような話は女性であるシャマル達に話した方が良いのでは?」

「だって……シャマルもシグナムも大きいやん! うちの気持ちなんて分かるはずない!」

――………。

 シャマルとシグナムの泣き声が聞こえた。

「で、ではヴィータは?」

「ヴィータは逆にそんなんまったく気にせんお子ちゃまやからな」

――お、お子ちゃま……。

 ヴィータの落ち込んだ声が聞こえた。何気に黒い事を呟くはやてであった。

「だ、大丈夫だと思われます。主はまだ十歳になったばかり。まだ二次成長に入っていないだけでしょう」

――ざ、ザフィーラ! それは言っては駄目……。

 すると何故かシャマルの慌てたような声が聞こえてきた。疑問に思いその事を尋ねようとしたザフィーラだったが、

「……ザフィーラ、一週間前の夕食のメニュー、覚えとるか?」

「え? た、確か赤飯……あっ」

 頬を染めつつ小さな声で呟くはやての言葉によってその答えは告げられる。道理であの日のシャマルが異様なまでに上機嫌だったはずだ。

――なあ、夕食に赤飯が出ると何か恥ずかしいのか?

――ヴィータ、お前は黙っていろ。

――な、何だよ! アタシだけ除け者なのかよ!

 取り敢えずヴィータとシグナムの会話は無視しておく。というかそんな話を何故わざわざ念話でするのだろうか。

「……うぅ、うちはきっとこの先も大きくならんのや。十年後には『貧乳はステータスや!』なんて開き直るしかないんや……」

「ちょ、あ、主!? 痛っ! わ、我の毛を毟るのは止めて下さい!」

 体育座りをしてザフィーラの体毛を一本ずつ抜くというある意味拷問を、はやては涙を流しながら行う。

「そ、そういえば乳房というのは刺激を与えると大きくなると聞きます。試してみては!?」

 それに耐え切れなくなったザフィーラは、ついつい余計な一言を呟いてしまった。

「刺激? それはつまり……揉むと大きくなるというあの持論か!?」

 天の啓示でも受けたかのように表情を輝かせるはやて。そして、

「シグナム、シャマル、どこにいるんや!? お願いやからうちの胸揉んで!」

 とんでもない願いを要求してきた。

「「「「は、はいっ!?」」」」

 思わず声を上げてしまう守護騎士一同。それを発見すると同時に瞳を輝かせるはやて。

「見~つ~け~た~! そんなところにおったんか! シャマル、シグナム! いやこの際ヴィータでも構わんわ! うちの胸を揉めぇっ! うちも揉んでやるからぁっ!」

「え!? アタシついで扱い!?」

「ツッコむとこそこなのヴィータちゃん!?」

「あ、主はやて……貴女の願いならどのような事でも適える覚悟はしているつもりです……ですが……そ、それだけはご勘弁下さい!」

「あ、ずるい、ひとりで逃げないでよシグナム!」

「と言いつつお前も逃げるなシャマル!」

「あ、待ちや! 胸を揉めぇっ! そして揉ませろぉっ!」

 唐突に始まった八神家チキチキ胸揉みレース。逃げ回るシグナム、シャマル、ヴィータの三人。それを追いかける「夜の王」……もとい「夜天の王」はやて。
 そして、ひとり残されたザフィーラは、

「主、何だか趣旨が変わっておりませんか?」

 誰も聞いていない冷静なツッコミを入れていた。


 後に、守護騎士一同は語る。

――これが、揉み魔八神はやての誕生の瞬間だった、と。

テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

Comment

No title

揉みの原型把握ww

…ところで、「ゆきいわ」というサイトに「八神はやての憂鬱」という短編が既にありますよ。知っていました?

No title

りりなのの二次創作がたくさんある中、タイトル重複はしかたないのでは?
それから、はやてさんの揉み魔伝説はA's当初から健在では?(サウンドステージ02参照)

体育座りでザフィの毛を毟るところが乙ですかね。

No title

 >キャオスさん
 なんとっ!?(; ̄д ̄) 知りませんでした^^;
 あまり安直なタイトルはあれですね><;

 >コメント2さん
 ツッコミ入るまでうち自身忘れてました、そうだったよ…… orz
 ザッフィーは弄られキャラですww

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