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わりと○○な騎士の一日シリーズ外伝 「カードキャプターカリム」 第二話

 第二話だけど話はほとんど進んでいない罠。

 大体の方はお気づきかと思いますが、このシリーズは某魔法少女アニメ(巷ではN○Kのオタク量産アニメと呼ばれているあれ)のパロディです。ちなみにアニメ版です。
 ちなみに次辺りから某主人公の親友に位置するキャラが登場予定ですが……バレバレかもしれないww

 なお、ものがたり屋。の今年一発目の参加イベントは名古屋である「ユニゾンイン」の予定でしたが、ぶっちゃけ落ちちゃったので(orz)三月のリリマジになると思います、落ちなかったらww

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「……フェレットから人間に戻れなくなった?」

「ええ、そうなんです……」

「ユーノくん、シャッハじゃなくて私とお話しようよ~♪」

 神妙な面持ちで語り合うユーノとシャッハ。ユーノがカリムに抱きかかえられていたりとかカリムの顔がだらしのないくらい緩んでいる事とかシャッハの後頭部に見事なまでのコブが出来ている事とかはスルーした方がいいのだろう。

「そして、その原因と思われるのが、この本……」

 さきほど自分の後頭部に直撃してきた一冊の厚い本を手に取りながらシャッハが呟く。

「はい、僕が調べた結果、これは本というよりは大切なものを封印するいわば『箱』のようなものだという事です。中に入っていたのは五十二枚のカードで、長年その本によって封印されていた事が判明しています。そしてそのカードですが、いわゆる魔法トリガー……言ってしまえば、魔法を発動させる為の術式が刻まれたもののようです。言ってしまえばデバイスの魔法発動プロセス記憶機能の強化版ですね」

「動物に変身出来る魔法のカードが封印されている本なんですね~♪」

「……つまり、この本の中に入っているカードを使えば、多少なりとも魔力を持っている人間ならば魔法が使えるというわけですね?」

「ええ、そうです。もちろん威力は使用者本人の魔力量の影響を受けるので大小それぞれでしょうけど、それでも危険な代物である事には違いありません。ですから製作者は安易にカードを使われないよう、本の表紙と裏表紙にそれぞれ『太陽』と『月』をシンボルとしたカードを守る守護獣を配置し、封印をしたらしいんですが……」

「ユーノくんみたいに可愛い守護獣さんなら私が飼ってさし上げるのですが……」

「……でも、表紙も裏表紙もまったくの無地ですよ? それに確かに中は本ではなく、カードを収納するような場所がありますが……」

「……それが問題なんです。何が原因かは分かりませんが、どうやら守護獣は消え、中にあったカードは世界中に飛び散っているようなんです。しかも、このミッドチルダではなく、文字どおり次元世界を又に駆けて……」

「そうですね、別の次元世界に慰安旅行とか良いかもしれないですね。どうですか、ユーノくん♪」

「……そ、それで、ユーノ司書長が動物形態から元に戻れなくなったのは何故ですか?」

「……た、多分いなくなった守護獣の代わりにされてるんじゃないですか? 欠けた部分を補おうとするのは、こういった古代遺失物関係ではよくある話ですから」

「まあ、最近の古代遺失物は見る目があるんですね、素敵です♪」

「「アンタちとだまっとれ!」」

「あーん、ユーノくんとシャッハがいじめるー」

 真剣な話の合間に割って入るのほほんとした空気に、流石のユーノとシャッハ……シャッハはいつもどおりか……は声を上げてツッコミを入れた。

「……では、最後に……何故ユーノ司書長はここに運ばれてきたのでしょうか?」

「……多分、この本が自分に相応しい持ち主を選んだんだと思います。さっきも言ったとおり、カードを使えば多少なりとも魔力を持っている人間……いえ、生物ならば魔法を発動させる事が可能です。ですが……」

「……大きな力を発動させようと思えば、それなりに高い魔力保持者が必要になる」

「ええ、そういう事です。しかもこの本は何というか……嫉妬深いというか、持ち主に他の魔法発動媒体を持つ事を嫌うようなんです」

 つまり、本が求めている存在はこの場に居る、魔力がある程度大きくてしかもデバイスを所持していない人間という事になる。

「「………」」

 ユーノとシャッハはほぼ同時に視線を移す。というか、そんな条件に当てはまる人間なんて一人しか思い当たらない。
 ユーノは守護獣としての役割を与えられているし、シャッハは「ヴィンデルシャフト」というデバイスを持っている。動物形態から戻れなくしたり後頭部に直撃したりしている事も考えるとこの二人とはどうも考えにくい。
 となると、対象となる人間はもうひとりしかいなかった。

「……あの、そんな風に見つめられると……照れちゃいます♪」

――マジですか? 彼女でいいんですか本よ……。

 ユーノとシャッハは示し合わせたわけでもなく、同時にそう心の中で呟き盛大なため息を吐いた。

「えっと、どうしてため息を吐くのですか?」

「……カリムさん、自分の置かれている状況が分かっています?」

「え? 正式にユーノくんをペットとして飼えるって事ですよね?」

「「違うわっ!」」

 やはりというか案の定というか、カリムは自分の都合の良いように話の内容を歪曲させていた。

「あの、ではどういう事ですか?」

「本当に自分の都合のいいところしか聞いていなかったんですね!? だから、カードを悪用されないよう騎士カリムが回収し、同時に消えてしまった守護獣を捜索してユーノ司書長を元に戻すんですよ!」

「ええっ!? そんな!? ユーノくんを元に戻すなんてそんなもったいない事出来ません!」

「「あんた少しは人権ってものを考えろよ聖職者!」」

 その時、ユーノは何となく本の考えている事が伝わってきたような気がした。
 即ち。

――選択、間違えたかもしれない……。

 と。

テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学

Comment

No title

昨年、一児の母になった事が確認された元魔法少女ですね。
自分もみていました。
アニメ版ならブラスター3なのはでも敵わない強さだと思います。
火、水、風、土の属性、時を止めたり、大型クレーン車並みの
強化、格闘、剣術、あらゆる物を無にする等のカードがありますからね。

Re: No title

 >彼岸さん
 一児の母になったのは知らなかったですw
 また、ネタは確かにそれですが本人は登場しませんw 登場したらカリムさんの出番がw(ry

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